日頃お世話になっている両親や兄弟、親戚、仲人、職場の上司、習い事の先生や恩師などに贈るイメージが強いお中元ですが、本来は目下の人から目上の人に贈るもの。ただし、最近では目上や目下に関係なく贈るケースも増えてきています。感謝の気持ちや考え方は人それぞれなので、「日ごろはなかなか感謝の気持ちを改めて伝えられないあの人」贈ってみてはいかがでしょうか。一般にお中元を贈る相手は以下の通りです。
お中元を頂いたら、日を置かずに必ずお礼状を出します。また相手によっては、電話でお礼の気持ちを伝えたり、パソコンや携帯電話のメールをやりとりしている相手であればお礼のメールを送ったりしても構いません。重要なのは、「すぐに伝える」こと。長期不在などの事情で、すぐに連絡できなかった場合は仕方ないのですが、基本的には御中元が届いてからすぐにお礼を伝えないと、相手側に対して失礼になりますので、届いてから3日以内に連絡することを心がけましょう。
また、お中元を頂いた際に品物でお返しする必要はありません 。
※お中元を贈ったら、通常、お歳暮も贈るのがマナーです。どちらか一方にしたい場合は、お歳暮を贈りましょう。